わたくしたちができること
理念 ❝ 子どもたち一人ひとりのニーズに応える ❞
1.個別的養育支援
ここには様々な事情で、短期もしくは長期に渡って家から離れて生活する子どもたちと、保護者の皆さんを支えていくところです。児童相談所・医療機関・学校・市町村・社会福祉協議会など各関係機関と連携し、専門職のチームワークで個別発達支援を行います。
(1)生活
子どもたちは5つのユニットに分かれて生活しています。ユニットは、子どもたちも職員も安心して生活できるようにハード面でもソフト面でも配慮されている「家」です。そこでは職員と一緒におしゃべりしたり、遊んだり、考えたり、甘えたり「ふつうの生活」が日々営まれます。また、おさひめチャイルドキャンプは市街地なので、商店・コンビニ・公園・図書館・地域スポーツ・習い事など利用できます。
(2)アフターケア
子どもたちが施設を退所した後も寄り添い続けます。子どもたちの就職・進学という旅立ちを経済面や精神面でも支援していきます。
2.地域子育て支援の拠点として
施設の子どもたちの養育支援だけでなく、様々な悩みや課題を抱える「子育て家庭」を支援する役割を担っていきます。
(1)生活単位の小規模化
小規模グループケア 本体棟(A棟)1ユニット6名✕2ユニット計12名 別棟(B棟)1ユニット6名✕3ユニット計18名
(2)高機能化・多機能化
小規模グループケア施設(A・B棟)個別的養育機能
管理棟施設(C棟)地域支援:子育て短期支援事業・地域交流ホール、会議室等の地域開放
専門支援:心理療法・子育て相談・里親支援専門相談
親子関係支援:親子交流室 母子支援
アフターケア:退所児童支援
子どもたちばかりでなく親も疲れていることを、私たちは理解しています。心配されずにお話してください。一緒に考えましょう。私たちも力の及ばないところが多々あります。子どもたちは小集団ではありますが、制約を受けたり不便を感じることもあるでしょう。しかし、私たちは「子どもの最善の利益」を保障できるように努めます。そして子どもたちが、将来幸せな社会生活が送れるように、少しでもお手伝いができればと思います。